〜未来・現在・子ども〜

「あそび」で培う身体面の向上から生活習慣や自立を考える

 
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「全ての学びはあそびから」
AR(あー)先生です。

私はあそぶことが大好きです。ただ大人のあそぶというのは一概に全てとは言えませんが、娯楽的且つ精神的な発散が目的となることが多いと感じています。

一方で子どもにとってのあそびは運動機能のアップにも繋がり生活習慣や自立を促す効果もあります。
今回は生活習慣や自立と相互的な関係性があると考えられるあそびをいくつか紹介したいと思います。

 

手先を使う室内でのあそび(微細運動要素)
①LaQ http://www.laq.co.jp
②wammy https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/hirameki/wammy/
③LEGO(年齢により大きさを変えていく) https://www.lego.com/ja-jp
④アイクリップ https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/hirameki/iqlip/
⑤ひも通し
etc…

※①②③は特に空間認知的な能力向上や1つの目標に対して協同し、子ども同士や大人とでも(親も一緒に)楽しみやすい。個人的に3歳児頃からオススメの市販玩具です。
③④⑤に関しては3歳児未満であっても楽しめ、手先の発達の向上は期待できるでしょう。①②に関しては指先の動きだけでなく力の入れ具合がさらに必要になってくるので、少しずつ指先の力がついてくる3歳児頃からがいいかとは思います。

 

全身を動かすような身体を大きく動かすあそび(粗大運動要素)
①かけっこや鬼ごっこ(走る)
②動物なりきりあそびやリトミック
③サーキット遊び
④公園の滑り台やブランコなどの固定遊具
⑤ジャンプやケンケン、トランポリン

etc…

生活習慣の中で…

微細的なあそびを多く経験し、手先を使った遊びを継続して楽しむことで、指先のそれぞれの独立した動きの向上や指先の力の向上にもつながる。
粗大的なあそびを多く経験することで、腕・脚・体幹などの全身の身体機能の向上につながる。
微細でも粗大でも頭を使い、「考える」「理解する」などの身体的な動きではなく認知・非認知など違う側面からの成長発達にも繋がるのが子どもたちの遊びではないでしょうか。

これらが何を意味するのかというと、例えば…

食事の際に使用する箸やスプーンなどを持つ時に適切な力で持てるようになったり、指を独立して動かし使用できる。

手洗いの際に肘から下の部分を動かし、手のひらで擦り、指を動かし指の間まで洗う。

また、洋服の着脱時にも上に着ている物であれば自分で指先で袖口を掴んで引っ張り、腕を抜きやすいように腕を上げ、引き抜くなどの適切な一連の動作をスムーズに行えるようになる。

スナップボタンやボタン掛け、ファスナーを開け閉めする際の手先動き。

靴の着脱の際に座って履いていたのが2歳後半を過ぎると立ってバランスを保ちながら靴を履けるようになるなど、良い意味で生活習慣にも大きな影響を与えてくれる。

このように子どもにとってのあそびとは子ども達の生活習慣や自立を考えると切っても切り離せないものではないでしょうか。もちろんこれらのあそびを楽しんでいることや集中していることが第一条件ですね。

普段何気なく行う大人の生活における動作は小さい頃からの「あそびの積み重ねによるもの」という意識を持つことで大人達が子どもたちの行動観察をする際の大きな指針となるのではないでしょうか。

 

個人的に考える。おにごっこ…
粗大運動の中でも「おにごっこ」は(ルールのある集団遊びと捉えられますが…個人的には)粗大あそびのくくりだと考えています。
なぜかと問われると、逃げる際に走ったり、ジャンプしたり、滑ったり、転んだり…ルール的なことよりも身体の動きがメインだと考えているからです。
そして何より楽しめる年齢の幅がとても広い。大人のTV番組でも「逃◯中」という番組がありますよね。「おにから逃げる人」と「おに」の二役でシンプルだからこそ、ルールに関しても応用がきくし、いろんなルールを子ども達と生み出せる。そこには自由性があり、子ども達の主体性が生まれ、意見やルールを消化しやすいというのも1つの理由かもしれない。

もちろんある程度ルールが決まった「こおりおに」や「いろおに」などを楽しむことも必要だし、園ではそのクラスの子ども達に合う合わないは当然起こることではあるが、「おにごっこ」は身体的向上を考えていくには必要不可欠なあそびだと捉えている。
あとは休む暇がなく走り続けなければならない状況が自然と生まれ、おにとの距離感を一層注視し、どのタイミングで力を抜けるのかを自然と考えるようになっていく。そのような経験をしていく中で、はじめは「走るのが辛い」と感じていた子どもが「負けない」「捕まえる」「逃げ切る」などポジティブな解釈が自然と身につく姿は主体性や自己肯定感を育む上でも大切なあそびではないだろうか。

子どもの個々の個性や多様性を認めながらも「どのようなあそび」で「どのような経験」をして、身体的成長から生活習慣や自立へと繋げていけるかは大人達の作り出すあそびの環境の意義も大切になっていくだろう。

こんな時代を生きるからこそ「あそび」が大人にも子どもにも必要不可欠な物だと感じている。

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